沖縄で釣りを楽しむ皆さん、こんにちは! としあきです
そろそろ冬もおわり、沖縄は夏がきますね!
青い海と豊かな自然に囲まれた夏の沖縄は、まさに釣り天国。
自分で釣った魚を調理して食べるのは、格別です。
しかし、安全に釣魚を楽しむためには、いくつかの注意点があります。
今回は、沖縄の海で釣った魚による食中毒のリスクや、その種類、そして具体的な対策について、調べてみましたので、分かりやすくご紹介していきます。
シガテラ中毒
日本では、シガテラ中毒といえば沖縄が有名です。
これは沖縄が亜熱帯に位置し、毒性プランクトンが生息するサンゴ礁が広いためです。
イシガキダイやバラハタなど、沖縄でよく食される魚が毒を蓄積しやすく、中毒が発生しやすい環境です。
県も積極的に情報発信しています。
原因
シガテラ毒(プランクトンが作り出す毒素が食物連鎖によって魚に蓄積)
原因となる魚
イシガキダイ、バラフエダイ、バラハタ、オニカマス、イッテンフエダイ、ドクウツボ、オオアオノメアラなど、熱帯・亜熱帯のサンゴ礁に生息する魚(特に大型魚に多い)
主な症状
- 消化器症状:吐き気、嘔吐、下痢、腹痛
- 神経症状:手足のしびれ、痛み、温度感覚異常(冷たいものに触れると熱く感じるなど)、かゆみ、めまい、頭痛
- その他:筋肉痛、関節痛、動悸、血圧低下
特徴
- 加熱しても毒性は消えない。
- 症状は数日から数週間、場合によっては数ヶ月続くことがある。
- 沖縄県を含む熱帯・亜熱帯地域で発生しやすい。大型のサンゴ礁魚を大量に食べるのは避ける。
アニサキス食中毒
魚による食中毒といえばアニサキスというくらい有名。
一番の予防は生で魚を食べないこと!
原因
アニサキス(主にアニサキス・シンプレックスとアニサキス・ペグレフィ)という寄生虫の幼虫が原因
アニサキス・シンプレックスは、太平洋側に多い。温度が上がって内臓から身に移動する個体は11%ぐらいでアニサキス・ペグレフィは、日本海側に多い。温度が上がって内臓から身に移動する個体は0.1%ぐらいといわれています
原因となる魚介類
サバ、アジ、イワシ、サケ、マス、イカ、タラ、タチウオなど、多くの魚介類
主な症状
- 食後数時間~十数時間で発症
- 激しい腹痛(みぞおち付近が多い)
- 吐き気、嘔吐
- まれにアレルギー反応(じんましん、呼吸困難など)
特徴
- 加熱(70℃以上または60℃で1分以上)または冷凍(-20℃以下で24時間以上)で予防可能。
- 生食する場合は、内臓を速やかに除去し、身をよく見てアニサキスがいないか確認する。
- ブラックライトで光る
- 正露丸が効果があるといううわさ
ヒスタミン中毒
ヒスタミン食中毒は、鮮度低下した魚のヒスタミンが原因で起こります。
食後すぐに顔の赤みやじんましんなど、アレルギーのような症状が現れます。
予防には、魚を適切に冷蔵保存することが重要です。
原因
ヒスタミン(魚の鮮度が落ちると生成される)
原因となる魚
マグロ、カツオ、サバ、イワシなど、赤身の魚
主な症状
- 食後数分~数時間で発症
- 顔面紅潮、じんましん、かゆみ
- 吐き気、嘔吐、下痢
- 頭痛、動悸
- まれに呼吸困難
特徴
- 適切な温度管理で予防可能。
- 一度生成されたヒスタミンは加熱しても分解されない。
- 比較的軽症で済むことが多いが、体質によっては重症化することも。
パリトキシン中毒
沖縄の魚では、センスルー(ソウシハギ)もパリトキシンを持っています。
内蔵は絶対に食べないこと!
原因
パリトキシン(非常に強力な自然毒)
原因となる魚介類
アオブダイ、ハコフグなどの魚、イワスナギンチャクなどの腔腸動物
主な症状
- 激しい筋肉痛(特に背中や手足)
- 脱力感
- 麻痺(手足、顔面など)
- 呼吸困難
- けいれん
- 血圧低下、心停止(重症の場合)
特徴
- 非常に毒性が強い。
- 熱に強く、加熱しても分解されない。
- 沖縄県を含む熱帯・亜熱帯地域に生息する魚介類で発生する可能性。
テトロドトキシン食中毒(フグ毒)
沖縄近海のフグで有毒個体が確認されたのはサザナミフグ、コクテンフグ、スジモヨウフグ、センニンフグ、オキナワフグの5種とのこと
原因
テトロドトキシン(非常に強力な神経毒)
原因となる魚
フグ
主な症状
- 食後20分~3時間程度で発症
- 唇や舌のしびれ
- 手足の麻痺
- 嘔吐
- 呼吸困難
- 重症化すると意識不明、呼吸停止により死亡
特徴
- 毒性は非常に強く、加熱しても分解されない。
- 主に卵巣、肝臓などの内臓に多く含まれるが、種類によっては皮膚や筋肉にも毒を持つ。
- 素人によるフグの調理は非常に危険。専門の知識と免許が必要。
2024年(令和6年)沖縄県魚介類食中毒発生状況
2024年の魚介類関連の食中毒発生状況について調べてみました
ソースは、食中毒発生状況|沖縄県公式ホームページ
概要
分類 | 病因物質 | 件数 | 患者数 |
---|---|---|---|
動物性自然毒 | シガトキシン | 4 | 6 |
麻痺性貝毒 | 1 | 1 | |
寄生虫 | アニサキス | 2 | 2 |
合計 | 7 | 9 |
詳細
都道府県名等 | 発生月日 | 原因食品 | 病因物質 | 原因施設 | 摂食者数 | 患者数 | 死者数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
沖縄県 | 2024/4/29 | ごまサバ | 寄生虫-アニサキス | 飲食店 | 3 | 1 | 0 |
沖縄県 | 2024/5/24 | ウモレオウギガニ | 自然毒-動物性自然毒 | その他 | 1 | 1 | 0 |
沖縄県 | 2024/8/2 | ドクウツボ | 自然毒-シガトキシン | 家庭 | 5 | 1 | 0 |
沖縄県 | 2024/8/13 | イッテンフエダイ | 自然毒-シガトキシン | 家庭 | 4 | 1 | 0 |
沖縄県 | 2024/8/15 | イッテンフエダイ | 自然毒-シガトキシン | 家庭 | 2 | 2 | 0 |
那覇市 | 2024/8/21 | 不明 | 寄生虫-アニサキス | 不明 | 2 | 1 | 0 |
沖縄県 | 2024/10/7 | オオアオノメアラ | 自然毒-シガトキシン | 家庭 | 2 | 2 | 0 |
那覇市食中毒発生状況 令和6年(那覇市内) https://www.city.naha.okinawa.jp/nahahokenjyo/0004/20200518153748614.files/R6syokutyuudoku.pdf
食中毒発生状況|沖縄県公式ホームページ https://www.pref.okinawa.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/004/r6okinawasyokucyu.pdf
まとめ
これらの情報を参考に、魚介類を安全に楽しんでください。
沖縄県では、特にシガテラ中毒、パリトキシン中毒、アニサキス食中毒に注意が必要です。

良い子の諸君!
知らない「さかな」はけして食べてはいけない。
お兄さんとの約束だぞ!
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