沖縄本島最北端、手つかずの自然が残る「やんばる」エリア。
その東海岸に位置する国頭村(くにがみそん)安田漁港(あだぎょこう)は、魚影の濃い海として知られ、周辺は釣り好きにとって非常に魅力的な場所です。
しかし、安田漁港で釣りを計画している皆さんに、まず最も大切な情報をお伝えします。
⚠️【最重要】安田漁港は「釣り禁止」です!
かつては大物が釣れるポイントと有名だったこの場所も2017年6月ごろに釣り禁止となってしまったようです。
写真を取り忘れてしまいましたが、現地ではデカデカと大きな看板で釣り禁止と書いてありました。
現場に設置された巨大な看板が示すのは、単なる注意喚起ではなく、地元漁業者と一部の釣り人との間で発生した深刻な軋轢(あつれき)、すなわち過去のトラブルの歴史を無言で物語っているように思われます。
地図
安田漁港: 沖縄県国頭郡国頭村安田114−6
近くの釣り場
実際に釣りはしていないですが、安田漁港に隣接する安田ビーチ(+河口エリア)では、打ち込み釣りでタマンやミーバイを狙う釣りができそうです。(根掛かりに注意が必要)
狙えそうな魚種 | 釣り方 |
---|---|
ミーバイ(ハタ類) | 打ち込み、ルアー(根掛かり注意) |
ハマフエフキ(タマン) | 打ち込み |
ヤマトビー(ニセクロホシフエダイ) | ちょい投げ、サビキ、ルアー |
ガーラ(アジ類:ロウニンアジ・メッキ) | ルアー |
アオリイカ、コブシメ(クブシミ) | エギング |
安田漁港に向かう手前のほうに20台ほど車が止めれそうなスペースがあります。
関連
安田漁港では、「やんばる東海岸定置網漁体験」ができます。
ただ、残念なことに2025年10月から料金が大人小人一律2500円から大人小人一律5000円に変更となったようです。
今回の料金改定に伴い、プログラム内容もリニューアルされて、これまでの体験に加え、新たに「漁師めし体験」が追加となるようです。(公式抜粋)
余談ですが、妻が「やんばる東海岸定置網漁体験」に2回申し込みし、2回とも天候不良で参加できませんでした。
自然相手のアクティビティなのでしかたないですね(T_T)
雑談
安田漁港を見に行った日は2025年9月17日(クイナの日)だったんですが、野生のヤンバルクイナを目撃しました。
1回目は、安田協同店近くの安田神社で。
2回目は、アダ・ガーデンホテル沖縄近くの山道で。
クイナの日に、人生初のヤンバルクイナを目撃しテンション爆上がりでした。
皆さんも安田漁港に向かう際は安全運転に気を付けて周りをみながら行くととヤンバルクイナに出会えるかもしれません。

まとめ
釣具屋の店員の話では、かつては沖縄の海に生息するあらゆる魚が一堂に会する一級釣りポイント”沖縄版オールブルー”(やんばる東海岸No1漁港)だったようですが、過去に漁業関係者の方と釣り人との間で、トラブルやマナー違反が繰り返された結果、釣り禁止となった一例だと思います。
釣りをする際は、ルールとマナーを守って安全に楽しみましょう。
この情報が一人でも多くの釣り人に届き、トラブル防止に繋がることを願っています。
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